バランス療法セミナーで学べる内容

About

バランス療法セミナーとは?

バランス療法は、筋の機能を整え、骨格を解剖学的な正しい状態に導くことを目的とした手技療法です。

シンプルで分かりやすい理論と、身体に負担の少ない優しい施術で、身体を大きく変化させることができる手技が特徴です。

セミナーでは、筋のバランスを適切に評価することのできる検査方法と、筋の緊張・弛緩をコントロールするテクニックを学ぶことができます。

バランス療法の効果

バランス療法は、特定の症状に合わせた手技ではなく、全身のバランスを整えることで結果的に症状を改善する手技です。

そのため、どんな症状に対しても、筋のバランスから問題点を見つける事ができ、改善すべきポイントに対して正確な施術をすることができます。

例えば、頚部の痛みを、下肢のバランスを整えることで改善するといったことが可能になります。

再現性の高い手技

バランス療法のセミナーは、どんな状態で学び始めても、一定以上の水準で知識と技術を身につけることができます。

身体をどの様に評価するか、どの様な手順で施術するかを体系立ててレクチャーしていくので、誰が学んでも同じ見立てと施術ができる様になります。

手技療法は、感覚で行うというイメージが強いですが、可能な限り言葉で伝えて、納得しながら手技を身につけていくことができます。

手技は広く応用できる

バランス療法のセミナーには、ある特定の症例に対して行う手技は1つもありません。

子供からお年寄り、またはスポーツ選手であっても、基本的な身体の仕組みが変わるわけではありません。

身体のバランスを分析し、整えることができれば、痛みやコリであっても、関節可動域の低下であっても、同じ理論で対応することができます。

身につけた技術は、症状の改善だけでなく、パフォーマンスの向上にも応用する事ができます。

Technique

バランス療法の検査と手技

セミナーで学ぶ内容は、座学よりも実技がメインで、施術前の見立てに必要な筋のバランスをチェックする手順や、施術のテクニックを具体的に学びます。

再現性の高い効果が得られるように、術者のフォームをチェックし、高い水準の手技が身につくように指導しています。

筋機能の検査

手技以上に重要なのは、筋骨格系を正しく分析するための検査です。

セミナーでは、手技を行う前に必ず検査から学び、どの筋が緊張傾向にあり、どのようにバランスが崩れているのかを把握できるようにします。

検査には動的検査と静的検査があり、最初に3つの動的検査を学びます。

検査の方法自体はとてもシンプルなものですが、この3つの検査で、全身の筋のバランスを知ることができます。

1. 肩関節の屈曲機能をみる

肩関節を他動的に屈曲させ、屈曲可動域から左右の筋機能を知ることができる検査。

この検査では、肩関節をはじめ上肢の屈曲・伸展機能のどちらが優位を調べ、さらに左右を比較することで、その身体の持っている相対的なバランスを見ることができます。

2. 股関節の外旋機能をみる

股関節を他動的に外旋させ、外旋可動域から左右の筋機能を知ることができる検査。

この検査では、股関節を他動的に外旋させることで、左右の内旋筋の伸張差が分かります。

そのことから、骨盤・股関節に関わる筋が外旋・内旋どちらが優位に機能しているかを見ることができます。

3. 膝関節の屈曲機能をみる

膝関節を他動的に屈曲させ、屈曲可動域から、左右の膝の伸展・屈曲に関わる筋の機能を知ることができる検査。

この検査では、主に大腿四頭筋とハムストリングスの拮抗作用で、どちらが優位に働いているかを見ることができます。

また、その身体が左右どちらの下肢に重心を置いているか、筋の機能から判断することができます。

手技

検査を学ぶと、身体のどの筋が緊張または弛緩傾向にあり、左右のバランスがどこまで異なるのかを判断できるようになります。

施術に用いる手技は、この検査で得た情報を元に、弛緩させるべき筋には、弛緩の刺激を、緊張させるべき筋には、働きを促す様に行います。

手技は、あらゆる筋や関節からのアプローチがあり、セミナーのBasicコースでは、毎月1つずつ合計18種類の手技を学びます。

どの手技も、刺激を与えた箇所から、反射を利用して全身に影響を与えるものになっています。

そのため、"何を治す手技"というわけではなく、全ての手技が筋のバランスを整え、骨格を解剖学的に正しい状態に戻すための手技ということになります。

手技の効果は、施術の前に行った検査を再検査として行うと、すぐに実感することができます。

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